







あらすじ
第一話
あんや
江戸の大店・長崎屋の跡取り息子である一太郎は体が弱く外出もままならない。ある日、幼い一太郎を心配した祖父・伊三郎は二人の子供を一太郎の兄やとして連れてくる。仁吉と佐助と名乗る二人の正体は、白沢と犬神という妖だった。時は流れ、数えで17歳となった一太郎はお目付け役二人の目をかいくぐり独りで遠出をするのだが…。
- 制作
-
- 脚本
- 待田 堂子
- 絵コンテ
- 大川 貴大
- 演出
- 山本 恵
- 総作画監督
- 皆川 愛香利、志賀 裕香
- 作画監督
- 諏訪 可奈恵、吉野 美貴、小川 麻衣、小川 玖理周
- 用語集
-
奉公
- 他者の家に雇われて、その家事・家業に従事すること。仁吉と佐助は長崎屋で働く奉公人として一太郎の元にやってきた。
薬種問屋
- 薬の原料になる薬草や漢方薬などの医薬品を取り扱う業者。長崎屋は元々廻船問屋だったが、一太郎のために各地から薬種を集め始めたことがきっかけで薬種問屋も起業した。
廻船問屋
- 荷主と船主の間に立ち、廻船を用いて貨物輸送を行う業者。港湾や河岸で船の運航を請け負い、貨物の集荷や仲介業務、船の管理、荷物の積み下ろしなどを行う。
小僧
- 奉公人の役職のひとつ。商家で奉公する年少の男子を指すことが多い。丁稚(でっち)とも呼ばれる。
駕籠【かご】
- 人を乗せて人力で運ぶ乗り物。庶民が乗る一般の駕籠は町駕籠や辻駕籠と呼ばれた。駕籠を担ぐ労働者を駕籠かきと呼ぶ。
野盗
- 山野にいる盗賊や追いはぎのこと。